師走 意味 由来

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師走の意味や由来!「師」には先生や教師も関係してるの?


092812

年の終わり12月を師走といいますね。

終わり行く年を名残おしみつつも
なんとなく新しい年を迎える準備で
せかせかと動く事も多い月。


師走の意味って、
どんな意味があるのかご存知ですか?

今日は、師走の意味についてご紹介します。


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師走とは?どんな意味や由来があるの?


語源説でも師匠の僧がお経をあげるため、

東西を馳せる月「師馳せす(しはす)」
という意味があります。


平安時代から言われている
語源説でもあるので有力ですが、

「師馳せす」は民間語源で、
この説から「師走」という
文字が当てたれたと考えられています。



しかし、「しわす」という言葉自体は、
奈良時代からありました


「師走」という感じを当てて書く様に
なったのは江戸時代からともされています。


「師走」の語源には諸説あり、

1.四極(しはつ=四季が果てる)
2.為果つ(しはつ=為し終える)
3.年果つ(としはつる=年が果てる)

といったものから転じたというものです。


どれも「果てる」や「終わる」という
意味が含まれています




ちなみに、師走の最後の日である
「大晦日」は、元々30日を「みそか」と
言っていた事に関わっています



旧暦はひと月29日、もしくは30日でした。

月の終わりをすべてみそか
言っていたものですが、

新暦は31日の日もあり、
その中でも12月最後の日は31日。


年の最後のしめくくりとして
「大」をつけて「おおみそか」と
呼ばれる様になったとされています。

晦日の意味と晦日祓いのやり方



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師走の「師」の意味には先生や教師が関係してるの?


師走の「師」には、
教師にも「師」が付く事から、

12月は僧侶も教師も走り回る程忙しい!

なんて言われていたり、
解釈されていることがあります。


実際には教師は師走の
「師」には関係がありません



師走でいう「師」
師団の「師」であり、教師は含まれません。


「師」というと、師匠や師範といった意味を
連想するため
、教師もその繋がりで
言われる様になったのだと思います。



まぁ・・・

11月終わりに実施される学期末テストの採点や、
成績表を付けたりなど、

教師も忙しい時期に差し掛かるので、
忙しくないはずも無さそうですが、

そんな背景からも、そう言われる様に
なった元なのかな?

とも思います。

師走の候の意味や由来!使う時期と例文


師走の時期って、そんなにお坊さんは忙しいの?


12月よりも、お盆の方が忙しいのでは・・・?
なんて思いますよね。


実際お盆も多忙になりますが、

大晦日からお正月の期間の方が
最も忙しそうです




お寺の開門時間や月参り、法事や外回り
などの方が忙しさは高めの様ですが、

除夜の鐘釜締めのお経という
12月24日頃より台所にいる「火の神様」に対して
一年の無事を感謝するお経を唱えます。



 

そして、この季節柄により
お亡くなりになる方も多いので、
通夜・葬儀も多くなります。



また、本堂のお掃除があり、
仏様や天蓋などにかぶった埃を
丁寧に取り除かなければならず、

一般的な掃除とは、
比べ物にならない大変な作業です。


宗派や地域などでも異なりますが、

浄土真宗の場合には報恩講という
法要があるため、1年で一番忙しい時期になります。

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