秋の花粉症の代表！ブタクサの花粉の時期は？症状や対策！

秋になると群れをなして黄色い花を
一斉に咲かせる”ブタクサ”

この写真を見るだけでも
鼻がムズムズしてくるっ！

・・・なんて方もいるかもしれません。

今回は、秋の花粉症の代表ブタクサの
時期や症状についてお話します。

ブタクサによる秋の花粉症の時期は？特徴とは？

ブタクサ花粉が飛び始める季節は、
一般的に８月～１０月。

東北など北の地域では、８月～９月、

九州では９月～１０月と言われています。

ブタクサはキク科の植物で、
中でもヨモギと同じ風媒花です。

主にブタクサ・オオブタクサの花粉が
風により飛散し、とても抗原性が強いのが特徴です。

日本では、スギやヒノキに続いて
患者数が多い代表的なアレルゲンです。

※風媒花とは？

花粉を風の力により運んでもらう植物。

また、虫により花粉を運んでもらう
植物は虫媒花といいます。

ブタクサによる花粉症の症状は？

症状は、

くしゃみや目の充血・かゆみ、鼻水が出ます。

他には肌のかゆみや微熱、
倦怠感が出る事もあります。

喘息の素とも言われています。

ブタクサに限らず花粉症は、
アレルゲンになるもの（ブタクサなら花粉）が、

喉や鼻の粘膜に触れると、
体にある免疫システムが働きます。

異物を排出しようと体の中で
”ヒスタミン”というかゆみ物質を分泌します。

秋の花粉症の症状！咳や喉、かゆみや頭痛、微熱などの処置！

重度の場合は、一気に許容以上の
花粉が体内に入る事で

アナフィラキシーショックを起こす可能性もあります。

アナフィラキシーショックの症状、種類別原因

他に呼吸困難なども起こりえるため、
非常に注意が必要となります！

ブタクサの花粉症対策は？

ブタクサ花粉症の対策は、
喘息持ちや花粉症重度の場合には
むやみにブタクサに近寄らないこと。

他に、ブタクサの咲く時期にもなると
天気予報などで、その日の
ブタクサ飛散量など予報しています。

「今日は花粉が多いんだな」と察知して、
花粉症用のマスクの着用、

必要とあらば花粉症のサングラス着用も
おすすめします！

目のかゆみにはヒスタミンを抑える
クロルフェニラミンマレイン酸塩の配合された目薬。

くしゃみと鼻水を伴う
アレルギー性結膜炎の場合には、

クロモグリク酸ナトリウムという
成分の入った目薬をおすすめします！

最後に！！

ブタクサと酷い名前で呼ばれておりますが、
正しくは”セイタカアワダチソウ”という名前です。

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