針槐

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針槐（はりえんじゅ）という樹木をご存知でしょうか？

一般的にはニセアカシアと呼ばれていて、
見た目にはその名の通りアカシアに似ています。

アカシアに似ている針槐、
どの様な違いがあるのでしょうか？

針槐とアカシアの違いや育て方。
逆に駆除の方法などについてご紹介しています。

針槐（ハリエンジュ）ニセアカシアの花言葉！花粉症の原因になる？

和名で針槐（ハリエンジュ）と呼ばれるニセアカシア。

本来のアカシアと同じマメ科ではありながら、
属が異なる近親種みたいなものだとと思います。


主に街路樹や公園などで見られるもので白く蝶の様な型の
花を咲かせる姿はアカシアにとてもそっくりです。

とても香りが高く愛らしいので、
庭樹として育てているご家庭もある様です。


花言葉は

・慕情
・親睦
・友情
・優雅
・頼られる人
・死に勝る愛情　　など。


5月～6月に開花時期を迎えます。

時期的に花粉症のシーズンともなりますが、
針槐は花粉症の原因にはなりにくいとされています。


ただ、イネ科の植物の花粉症の方が香りの高い
針槐（ニセアカシア）の香りが鼻を刺激して、
くしゃみに繋がる事があるそうです。

針槐（ハリエンジュ）とアカシアの違い！天ぷらで食べられる？

針槐とアカシアの違いは属の違い。

針槐はマメ科マメ亜科ハリエンジュ属ですが、
アカシアはマメ科ネムノキ亜科アカシア属の樹木です。


針槐が日本に渡って来たのは明治時代で、
その当時アカシアと呼ばれてた事から混同したのだそうです。


ちなみにアカシアのハチミツとして販売されているものは、
針槐（ニセアカシア）の花の蜜であり、
本来のアカシアの蜜ではないのだそうです。




また、針槐の花は白く蝶型をしているものですが、
アカシアの花は黄色で放射状。

いわゆるポンポン状の花を咲かせるのです。

アカシアの天ぷらとして山菜料理で出て来るものは、
ニセアカシアである針槐です。

針槐の育て方！剪定時期や駆除方法は？

針槐は陽当たりの良い場所を好みます。
樹高は20mほどにもなるといいます。


肥料も必要なく根から芽を出して増える性質があり、
根が残っていればそこから成長を続けます。


すでに成長している樹であれば落葉する時期に強めに剪定。
その後も著しく伸びすぎた枝はその都度する様にします。




外来品種なので生態系を脅かすとして見られて
駆除したいという考えの方もいらっしゃる様ですが、
必要以上に駆除する必要性もないものです。


それでも根こそぎ駆除したい場合は、
ただ切り落としても駆除にはならず、
根こそぎ取り去る必要がある様です。

なお、枝には鋭いトゲがあるので注意しましょう。

 

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