はんこ注射

トレンド豆知識

はんこ注射を行う意味!してない理由は?跡はいつまで残るの?


BCG_apparatus_ja1

はんこ注射はどうして
大人になっても跡が残るのでしょう?


そもそも、はんこ型にする理由があるのか?
中には跡がない方もいる様です。


今日の話題は「はんこ注射」について
ご紹介したいと思います。


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はんこ注射を行う意味や理由とは?


「はんこ注射」とは、

本来”BCG”結核予防のワクチンを打つ際、注射器ではなく
はんこを押す様に打つ事から呼ばれています。


日本では1924年よりBCGが伝わり、

その後、効果と安全性が証明されたことで
1943年以降一般的に広まったといいます。


なぜこの型なのか?

はんこ型であるのは日本だけの様で、
BCG接種による副作用が出にくくするため改良し、

接種箇所の炎症・潰瘍を軽減する
効果があるとし、この型になったそうです。




はんこ注射の正式名は管針

ハリ先にBCGワクチンを押し付けて接種する
というのが管針を使った接種方法です。


なお、同時に「ツベルクリン反応
というものがありましたが、

これは皮内注射を行い
48時間後に赤みが出るか腫れるか?

などと反応を見て結核菌感染の有無をする判断法で、
これで反応が無かった陰性者の人がBCGを受けていました。


しかし、2005年4月からは省略され、
1歳を超え任意接種をうける場合に医師によっては
ツベルクリン反応検査を行う事がある様です。


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はんこ注射の跡がない!?受けてない年齢や世代ってあるの?


はんこ注射(BCG)は9針付いていて、

必ず2カ所に接種するので
合計18個の小さな接種跡ができます。


そのうちの2/3以上が残っている事が望ましいですが、

昭和40年代あたりまでの方には、この跡ではなく
円型や楕円でケロイド状のが残っている事があります。


これは天然痘接種の跡であり、
国内では1976年に中止され、

さらにWHOにより天然痘根絶宣言が
1979年に予防接種の中で正式廃止されています。


天然痘接種は二又に分かれた針でワクチンを付けて
上腕に差して円形の傷を付けて皮下に接種するものでした。


この世代でもBCGは受けている事が多く、
成長により消えてしまっている事が多い様です。



してない場合にはツベルクリン反応で
なんらかで陽性反応が出て受けていない場合もあります


現在は8ヶ月に達するまでですが、

以前は接種時期も、幼児期・小学・中学の3回と異なり、
2005年法改定から乳児期のみとなっています。


跡がない場合は受けているかどうかは
ご両親に確認していただくとよいと思います。

赤ちゃんの予防接種!熱は何度まで出る?


はんこ注射の跡を消したい!消す方法は?


はんこ注射の跡が残ってる場合は2005年、
法改定前に受けた時期が現在に近い年齢!

例えば中学生の時に受けた方が
ほとんどどなのではないでしょうか?


幼児期に受けた場合には成人すると
ほとんど残る事はありません。


どうしても消したいという場合は、

美容整形に頼るほかなく、
多くの人がほとんど気にしていない事柄です。

 

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